算数宇宙の冒険
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川端裕人著「算数宇宙の冒険 アリスメトリック!」 実業之日本社 定価(本体¥1500円+税)
あらすじ
東京郊外の桃山町は、不思議の起こる町として知られていた。小学6年生の千葉空良(そら)と同級生の河邑ユーキ、紺野アランの3人組はワンダー3を結成。算額絵馬で知られる百山神社など、町の神秘をさぐることになった。それを機に起きる偶然の暗合 --- 高等数学が得意な謎の転校生、担当の先生からもちかけられた算数宇宙杯への出場。空良たちはさらに、素数の性質、ゼータ関数の定義を経て、ファンタジックな世界へといざなわれていく。作中では、150年もの間数学史上の難問とされている「リーマン予想」にも挑戦!SFファンタジーの枠を超えた算数小説。
著者の紹介
川端裕人(かわばた ひろと)
1964年兵庫県生まれ。千葉県育ち。東京大学教養学部卒業後、97年まで日本テレビで科学技術庁、気象庁などの担当記者を勤める。98年「夏のロケット」で作家デビュー。自然科学、先端情報、サッカー、少年少女物など各分野の小説を手がける。代表作は、「夏のロケット (文春文庫)」、「リスクテイカー (文春文庫)」、「The S.O.U.P. (角川文庫)
」、「川の名前 (ハヤカワ文庫JA)」、「今ここにいるぼくらは (集英社文庫)」、「銀河のワールドカップ (集英社文庫)」、「エピデミック」など多数。
目次
1 ワンダー3、 2 謎の転校生、 3 算数小部屋、 4 エラトステネスのふるい、 5 素数と宇宙と音楽、 6 秘められた暗号、 7 弓削山の神隠し、 8 算数宇宙杯予選が始まる、 9 霜月、宙の舞、 10 師走のハミルトニアン、 11 算数宇宙杯へ、 12 複素平面の冒険(数論と音楽・幾何)、 13 複素平面の冒険(数論と天文学)、 14 素数回廊、 15 三角ウサギと涙のウミガメ無限行列、 終章 ふたたび秋から冬への物語、 解説 柏野雄太、 謝辞など
数学の解説
作品に登場するリーマン予想について、ゼータ関数や素数周りの数学的の解説をします。基本的な姿勢は、数学者でない人間が現代の情報化社会のツールを大いに活用して、数学史上最大の問題を楽しむ、ということろにあります。ここでは、実際に数値計算を行って、リーマン予想を実験しながら理解を深める試みも行います。
誤字訂正
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